【春闘で】 非正規労働者と中小企業の賃金体系の底上げを

 【春闘って】労働組合が企業(産別)の垣根をこえて労働条件の引き上げをめざし、社会全体の処遇の向上をすすめる重要な役割を果たしてきました。

 いまの日本社会で最も求められているのが、貧困と格差の解消ではないでしょうか。
 ILO(国際労働機関)のフィラデルフィア宣言に「一部の貧困は全体の繁栄にとって脅威」という一文があり、貧困の一掃、賃金の底上げの取り組みが求められていると思います。

 パートや派遣など非正規労働者は1990年代以降倍増して、今やその割合は労働者全体の4割近くにもなってしまいました。
 注目すべきは、貯蓄ゼロ世帯(2人以上の世帯)との相関関係です。
 貯蓄のない世帯は、日本銀行などでつくる金融広報中央委員会の世論調査によると、2000年の12.4%から2005年の22.8%に急増し、この間高止まりで推移しています。
 特に年収300万円未満の世帯では3人に1人の割合となっています。
 非正規労働者の正社員化や均等待遇、企業内最低賃金の引き上げなど処遇の改善が求められています。

 また、厚生労働省の調査によると、10~100人未満の小企業に働く労働者の年収は、1000人以上の大企業の7割弱となっているそうです。
 1997年から2011年までに、459万円から396万円へと低下してしまいました。所定内賃金の低下幅は大企業よりも大きくその格差はどんどん拡大しているようです。

 今春闘では、自分たち独自の産別要求など共に、他の産別や地域の仲間と肩を組んで「全体の繁栄のために」貧困と格差の解消に向けた取り組みも重要と考えています。
 できるところから取り組みに参加していきたいと思います。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック